社会福祉士とは
社会福祉士は、昭和62年に制定された「社会福祉士及び介護福祉士法」で位置づけられた、社会福祉業務に携わる人の国家資格です。
社会福祉士とは、専門知及び技術をもって、身体上もしくは精神上の障害があること、または環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者又は医師その他の保健医療サービスを提供する者その他の関係者との連携及び調整その他の援助を行う事を業とする者とされています。
社会福祉士資格は、国家資格ですが医師や弁護士のように「業務独占」の資格ではなく、「名称独占」の資格です。
「名称独占」とは、資格を持たない者が、「社会福祉士」という名称を勝手に使用してはならないということで、社会福祉士資格を持っていなければ、社会福祉の業務に就けないということではありません。しかし、今後有資格者が増える事により、将来的には実質的な業務独占状態になることが考えられます。
厚生労働大臣が指定した指定試験機関である(財)社会福祉振興・試験センターが実施する「社会福祉士試験」に合格しなければなりません。この国家試験を受験するためには、法律に決められた受験資格が必要です。受験資格については、(財)社会福祉振興・試験センターホームページにてご確認下さい。山梨県社会福祉士会では、未来の社会福祉士の養成にも力を入れています。
(財)社会福祉振興・試験センター